
目が覚めるたびに 祈っているんだ 「全部夢だったらいいな」って 天井を見つめる でも世界は昨日と同じ 色を失くしたモノクローム 呼吸の仕方を 忘れてしまいそうな朝 あの日 あの時 別の言葉を選んでいたら 違う態度で 違う選択をしていたら 今も僕の目の前で 君は笑ってくれたかな? 答えのない「もしも」が 喉元までせり上がって そっちの世界はどうだい? 幸せにやってるかい? 苦しいことや 辛いことに 泣いてはいないかい? 寂しくないかい? 僕がいなくて 伝えそびれた想いが この胸から溢れて止まらないんだ 本当は今すぐにでも 追いかけていきたいよ だけど君がいなくなって 初めて気づいたんだ 遺された人が どれほど狂いそうなほど痛いか その重さを知ったから 僕はまだここを動けない 心配しないでいいよ 君が困った顔しないように 鏡の前で いつもの変顔を作ってみる バカみたいに笑って バカみたいに泣いて そうやって一日ずつ 「今日」を繋いでいくから そっちの世界はどうだい? 風は心地いいかい? 自由な体で フワフワと浮いているのかい? 寂しくないよ 君がそばにいる気がするから 強がりじゃないぜ ほら、僕は今笑ってるよ 「生きてるうちに」なんて気づくのが遅すぎたね 溢れるほどの「ありがとう」と 「ごめんね」を抱えて 僕は白黒の世界に 少しずつ色を塗っていく そっちの世界はどうだい? いつか僕が行くまで 退屈させちゃうけど 気楽に待っててよ シワくちゃの おじいになってから 会いに行くよ その時はまた 最高の変顔を見せてやるから じゃあ、また会おうな それまで、バイバイ 気楽に浮いとけよ

