ついにヤツがやってきた 流氷に乗り 腕を組み つぶらな瞳で 仁王立ち 騙されるな あの顔 何も考えてない ありったけの石を ポケットに詰め込んで ヤツわキメ顔で問う 「ホタテの貯蔵は十分か」 らっこさんだぞ 強キャラ感マシマシ オラついてるけど ヤツはただの腹ペコ らっこさんだぞ 実はウニもイケるぞ 崇め奉り 持て囃せ らっこ讃歌 街にヤツがやってきた ヒッチハイク 指を挙げ 助手席の窓で 目を細める 騙されるな あの顔 もう既に眠ってる 首ったけなあの娘 上手に手懐けて ヤツは甘く囁く 「今夜わホタテが綺麗ですね」 らっこさんだぞ 貝ヒモで二重跳び 足ひれのくせに 小慣れたムーンウォーク らっこさんだぞ 実は芸達者だぞ 崇め奉り 持て囃せ らっこ讃歌 やっぱホタテは 七輪で焼いて バター醤油で食べたい そう思うよ でもらっこさん 今すぐ食べたいの 本能のままに だって石もあるし だからもういいよね カチ割って生食で 食うべし! (食うべし!) 食うべし! (食うべし!) どうだ! (たまらない!) らっこ讃歌! らっこさんだぞ お腹がいっぱい 食うもの食ったら 帰りたいオーラ らっこさんだぞ デザートは別腹 善きに計らえ 苦しゅうない らっこ讃歌 らっこさんだぞ さすがに食べすぎ ポケットに隠した ホタテもダダ漏れ らっこさんだぞ ゆっくり運んで 流氷に乗せて 沖へお帰り らっこさらば