
Alley Bar №87 Act.1 # ライムハート
↓企画のご案内↓ **************************** 仮想企画#ライムハート https://suno.com/song/b5e2c08f-f1f4-4023-945a-f7740d7526eb 🍸お酒の名前を歌詞に入れていればどんな曲でも可 カクテルの名前、お酒の種類の名前、お酒の銘柄、検索でヒットするなら全てが対象。 🍾タイトルに#ライムハートを付ける 🥂飽きたら終了(笑) 連歌シリーズと並行してコツコツと作っていくつもりですが、R2以外の方の乱入も歓迎します。 その場合は、この曲のコメント欄にタイトルをお知らせください。 🍺受付は2025/9/1から(#花火大会 終了後) Bar ライムハート https://suno.com/playlist/f1be143a-f799-4e3e-9d7e-61eedfb38c53 🍹🧉🥛🍷🍸🥂🥃🍷🍸🍾🍶🍶🍾🍷🍸🍹🍺🍻🥂🥃 ***************************** グラスの底に、夜が沈んでいた。 シングルモルトのスコッチ、ラフロイグ。 スコットランド、アイラ島の酒だ。 強烈なピートの煙が喉を焼く。 潮の香りが、過去を引きずり出す。 それが俺の夜の始まりだった。 路地裏のバーは、空気が重い。 ジャズが流れているが、誰も聴いていない。 もちろん、俺もだ。 ただ、音の隙間に身を沈めているだけ。 何も起こらない夜が、一番危ない。 昔の仲間が、そう言っていた。 だいぶ昔、まだ小僧だったころの話だ。 そいつらは今、もう誰もいない。 静かにドアが開いた。 冷たい風が、葉巻の煙を揺らす。 ひとり女が入ってきた。 黒いドレスに濡れた髪、怯えた瞳。 一見すれば、いい女だ。 ただ、どこか陰がある、そんな女だった。 ちょうど俺のグラスに、もう一杯のスコッチが注がれる時だった。 何かが始まる―そんな予感だけが確かだった。 この街は、今夜も俺を眠らせる気がないようだ。 厄介ごとは、忘れた頃にやってくる。 俺は、ひとり呟いた…

