
去年は距離ばかり数えてた 届く声だけ 夜風に預けた 光る点と点 まだ線じゃない それでも君だけ 見失わない 触れられない距離 名前を呼ぶ意味 画面の向こうにも ちゃんとある息づかい 願いじゃなくて 続いてく毎日 七夕より先を もう歩いてる道 「ただいま。」 そのひと言で 夜がほどける 「おかえり。」 星より先に 君を見つける 天の川はまだ 空を流れてる でも僕らはもう 同じ夜を 見上げてる 一年に一度じゃ 少なすぎるね 月曜も火曜も 隣にいる夢 短冊揺れるたび 笑ってる横顔 願いより先に 叶ってた今日だろ 遠いって言葉も 少し古くなる 帰る場所って 人になる 今日もまた “I’m home.” 君が笑うたび 世界がちゃんと 家になる 織姫 彦星 その間を流れる銀のリズム 渡るんじゃなく 見上げるんだ 君と同じ空なら もう十分 「ただいま。」 その声だけで 朝まで灯る 「おかえり。」 それだけで今日が ちゃんと始まる 天の川はまだ 静かに流れてる でももう 君は向こう岸じゃない 同じ星空で また 「おかえり。」

