
【Intro】 遠くで 最後の音がほどけて 煙だけが 夜を渡ってく さっきまで眩しすぎた空 今はもう 何もない 【Verse 1】 見上げたまま 誰も動かない 終わったことを 認めるみたいに 遅れて届く 小さなざわめき 夜風がそっと 頬を撫でた 赤も 青も 金色も 一瞬だったから綺麗で 消えることを知ってたのに どうしてこんなに 寂しいんだろう 【Pre-Chorus】 煙の向こう 星が戻って いつもの夜になっていく なのに瞼の裏側では まだ光が咲いている 【Chorus】 残り火 残り火 空にはもう 何もないのに 目を閉じれば 鮮やかなまま あの花火が まだ消えない 楽しいほど 終わりは静かで 笑った声さえ 遠くなる 胸の奥に残った光 消えないで もう少しだけ 【Verse 2】 屋台の灯りも ひとつずつ消えて 人波は駅へ 流れていく 下駄の音さえ 少なくなって 祭りの夜が ほどけていく 手に残ってる ラムネの瓶 水面に揺れた 赤い金魚 風鈴の音 夕暮れの道 全部 遠い夏になる 【Pre-Chorus 2】 ほんの数時間 それだけなのに ずっと昔のことみたいで 振り返れば 煙の向こう 祭囃子も もう聞こえない 【Chorus】 残り火 残り火 空にはもう 何もないのに 焼きついた光の欠片が 胸の奥で まだ瞬いてる 綺麗だった それだけなのに それだけだから 忘れられない 終わった夜を抱きしめるように 消えないで もう少しだけ 【Bridge】 花火は空に残らない 夏もここには残らない だから僕らは 目を閉じて 消えた光を探すのかな もう一度なんて 願わない 同じ夜には戻れない それでも確かに ここにいた その記憶だけ 温かい 【Final Chorus】 残り火 残り火 何もない夜空を見上げて さよならさえ言えないまま 夏が少し 遠くなった 眩しいものは 消えたあとに こんなに深く 胸を照らす 瞼の裏に残った光 いつの日か 思い出になる 残り火 残り火 静かな夜に まだ揺れてる 消えてしまったものほどなぜか 心の中で 消えないまま 【Outro】 煙が風に溶けていく 星だけが 元の場所へ戻る 目を閉じる まだ―― 光ってる

