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海を飛ぶ生き物#2アクア冷涼祭

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V5.5

♡https://suno.com/@qrunloverさん♡の#アクア冷涼祭 イベント曲【2曲目】 SUNO企画第3弾 デジタルアクアミュージアム/鳴らせ!冷涼 〜デジタル水族館と音の冷涼祭〜🪼🐬🐟🦭🦦🐠 【参加ルール】 ・SUNO AIベース ・一人一曲 (ただし、様子見て途中で2曲かそれ以上に解放予定) ・「デジタルアクアミュージアム」または「鳴らせ!冷涼」のテーマに沿った新曲または既存曲 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そこは地上の時間が届かない国だった 頭上では砕けた太陽が 幾千もの銀貨になって揺れている 光は真っすぐ降りてくるのではなく 青い水の中でほどけて 絹のヴェールのように漂いながら 珊瑚の森を照らしていた 赤や橙や紫の珊瑚たちは 海底に咲く花ではなく まるで眠らない星座のようで そのあいだを抜ける魚たちは 光でできた矢のように走り抜ける 群れが向きを変えるたび 無数の鱗が一斉に輝いて 海の中にもうひとつの銀河が生まれた 私はただ息を吸い ただ息を吐き 泡だけが空へ帰ってゆく その泡の向こうを 一匹のウミガメがゆっくり横切った 翼のような前足で水をかき 急ぐこともなく 誇ることもなく 青そのものになったような姿で 深い蒼へと泳いでいく 私は海底から見上げていた あの日初めて 空を飛ぶ鳥ではなく 海を飛ぶ生きものを見た 陽光は亀の甲羅を金色に染め その輪郭は揺れる光の中で 神話の生きもののように滲んでいた 遠くでは珊瑚礁が静かに続き 青は群青へ 群青は瑠璃へ 瑠璃は名前のない蒼へと溶けていく 世界は言葉よりも広く 静寂なのに満ちあふれていて 私はその美しさの中で 恐怖を忘れ 自分が海の一部になったことを知った