
「ところで、でかい黒ネコ、私のしんじゅうらしいんだが、私は全然みていないんだが……」 オルガがハロルドに言った。 「キュリアがもう自分のしんじゅうにしちゃってる。まあいいじゃないか」 とハロルド。 「いいがどのくらいでかいんだ? このくらいか?」 オルガが両手を広げて聞いていた。 「いや、もっとでかいぞ。何せキュリアが乗れるくらいだからな」 「猫じゃなくて豹なんじゃないのか?」 「それが見た目は猫っぽいんだ」 「アマンザ、お酒」 ラーズがこっそりアマンザに頼み、ジンラが聞こえたのか「だめだ」と言っていた。 「ジンラ~」 「ラクアは、別のガーベラだと分かっていてもあっちのガーベラと仲良くなるのか?」 サラディンがラクアに聞いた。 「なるよ。ガーベラはガーベラだ」 「人間姿には興味がないってことか?」 「人間だとは思わない。ガーベラはガーベラ」 「お前達まで興味をもたなくていい。あそこにむやみに行くな」 一番行っているハロルドが言っていた。 「ハロルドが龍の巫女を溺愛しているという噂を流そう」 ジンラが言い、「それはいいな。そうしよう」とサラディンが同意していた。 「やめろ!」 (結局、子供達にばらす話は結論がでないのかあ) アマンザは残念そうだった。 その頃グレンは自分の神殿にいた。 「どういう話がされているんだか。ああ、みんな知ってしまった。全員が彼女に興味を持ってしまったら、私と会う回数も減ってしまうなあ」 グレンはゆりが怒られなくてよかったと思いながらも、残念なような気分でいたのだった。

