
「 風の中の讃歌 」
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遠い海より 風は起こり 空は静かに 色を変える 人は語る 「まだ大丈夫だ」と 人は笑う 「心配しすぎだ」と けれど私は耳を澄ます 小さく響く 御声(みこえ)に 主(しゅ)よ 備(そな)える知恵を与えたまえ 恐れに飲まれぬ心を与えたまえ 窓を閉ざし 灯(あかり)を守り 隣人(りんじん)を思う手を与えたまえ 木を運(はこ)び 舟を造った あの日のノアのように まだ晴れた空の下で あなたの言葉を信じよう 風は強く吹き 雨は夜を打ち続ける 山は黒く 海はうねる けれど私は知っている 主は共におられることを インマヌエル 主は共におられる 見えなくても 聞こえなくても 御手(みて)は離れない 嵐はやがて過ぎ去り 朝の光は雲を裂く 黄金(おうごん)の陽(ひ)は降り注ぎ 山々を静かに照らす 主よ 感謝します 守られし命のために 主よ 感謝します 与えられし知恵のために 主よ 感謝します 助け合う心のために 砂浜を振り返れば 足跡はひとつだけ 私は叫ぶ 「主よ どこにおられたのですか」 すると御声(みこえ)は答える 「わが子よ その足跡は私のもの あなたが歩けなかった時 私はあなたを背負っていた」 ああ 主よ ああ 主よ あなたは共におられた 風の中でも 雨の中でも 嵐の夜のその先でも インマヌエル 主は共におられる 今日も 明日も 世々(よよ)限りなく アーメン

