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ザイオンス効果

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V6

[Verse 1] 朝の混み合う エレベーターホール 「おはようございます」 会釈だけ交わす 営業成績が トップなわけじゃない スーツの着こなしも どこか冴えない 話がとびきり 面白いわけでもなくて 名前と顔が一致したのも 先月のこと [Pre-Chorus] 給湯室で すれ違う背中 コピー機の用紙を 補充する手元 見慣れただけの はずの日常が いつの間にか カレンダーを染めてゆく [Chorus] ザイオンス効果の 罠にはまったみたい 特別な強みなんて 一つもないのに 毎朝見ていた ただそれだけで 胸の真ん中に 君が住み着いている 理由のない「好き」が 一番タチが悪い 今日も探してる 人混みのカフェテリア [Verse 2] 誰かが褒めてた 他部署のエリート スペックなら圧倒的に あっちが上なのに 夕方五時半の 疲れた横顔や 猫背で歩く その後ろ姿ばかり 残業続きの フロアの片隅で 目が合うだけで 呼吸が乱れる [Bridge] 最初は背景の 一部だった 風景みたいに 当たり前だった 接触回数が 増えるたびに 防備を解かれた 私のココロ これって心理学の 実験ですか? [Chorus] ザイオンス効果で 恋が回り出す ありふれた君が 特別になってく 回覧板を 渡す指先が 触れそうになるたび 熱くなる 0から100へと 静かに積み上がった 理由のいらない 社内恋愛 [Outro] 明日もきっと 8時40分 エレベーター前で 待ってしまう 「おはよう」のたった一言で また好きが 更新されてゆく