
風に揺れる 白い一片 誰も気づかない 野辺の片隅で 大きな花になれなくても 今日という空を見上げてる 遠く咲く色に 目を奪われる日もあっても この手に残る温もりだけは 嘘なんかじゃないから カスミソウ その小さな幸せを ひとつ またひとつ 今日も抱きしめよう 咲き誇るより 咲き続ける強さを 白い笑顔が世界を照らしてゆく 昨日より少し空を見上げられたなら それだけで季節はちゃんと前へ進んでる 答えなんて急がなくていい 今ここにある景色が何より愛しいから 幸せは 誰かと並べるものじゃない この胸に芽吹いた かけがえのない景色 感謝という名の雨が降るたび 白い花は また優しく揺れる カスミソウ その小さな幸せは 何度季節が巡っても 色褪せはしない 飾らなくても 誰より美しく 清らかな心で 今日も空を見上げよう カスミソウ 風の中で咲くように どんな明日にも 優しさ 信じて 揺れる花びら そのひとつひとつに まだ見ぬ幸せが満ち満ちてくように 小さくてもいい 咲き誇らなくてもいい ただ、そこに咲いている それだけでいい このカスミソウのように

