[prelude] <Orchestral × Ethnic mood / precise second-drum ticks / glass harmonica cold glow> 砂の風が玻璃門を撫で、鈴の粉が夜に降る 星位に祈り、日の出に労う都 分秒鼓は正時を刻み、玻璃の写本は静かに蓋を持ち上げる 名が増えぬなら、それに越したことはない――決めるのは人の行い [verse 1] 北面の鼓は四拍で進む 星の呼吸で六八を縫う 三連の進め、掌に火を灯す 一拍の留まれ、影は息を潜む 最後の聴けで、時はふくらむ 鈴は夜に散り、僕は脈を打つ [pre-chorus] 戦歌は歯車を噛ませ前へ運ぶ 子守歌は呼吸を揃え痛みを解く 六八と四拍、ずれは刃になる 刃の合間に、聴く場所が生まれる [chorus] 玻璃門よ鳴れ、微光の弧を描け 秒分鼓を止め、一拍で肺を束ねよ 記録は武器、名だけが刃ではない 余白に刻め、呼吸の一致を 矢の色は未詳、それでも証を立てよ [interlude] <Tempo lifts / switch to Latin rock × Arabic melody> <Snare march + darbuka rotation / brass stabs / strings ostinato> <Guitars as spine / bass as footing / sandstorm grains, thunder timpani> [verse 2] 東門の風は第四を告げる 月の脈打ち六八で縫う 掌で血を止め、固く結ぶ 囁きで恐れをほどき伏す 子守の一節、痛みを鎮む 玻璃は微光して名を待たせる [pre-chorus 2] 誓約の紙片は語順をねじる 子守歌は鼓動を揃え支える 星図の角度、正しさを示す 風が旗を鳴らし、耳は合間を聴く [bridge] <All drums stop → one-beat silence → collective breath> <Glass harmonica faint return / bells like afterimages> [chorus 2] 玻璃門よ鳴れ、矢羽根の香を証せ 秒分鼓を止め、一拍で人を戻せ 記録は武器、出来事で向きが変わる 余白は語れ、北面 第二の刻 北門 第三の刻、矢の色は未詳 [Big Finish] 少年の鼓は留まれと進めの間を往復し、 女医の子守歌は無音に言葉を通す 鈴は鳴り続け、陣は退き、鍋から湯気が昇る 「どうか名が増えませんように」 「記録が誰かの命を救いますように」 ――暦はずれる、祈りはずれぬ。