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王冠は、誰の為に

王冠は、誰のために 王冠は 誰のために 高く輝く ものなのか 泥にまみれた この手で今 その答えを 掴みに行く 涙の前で 膝をつかない 声なき願いを 聞き逃さない 王女であるから 誰より前に立つ 麦の畑で 鍬を握れば 土の匂いが 手に残る 「王女様」なんて 笑われたって 皆と同じ 汗をかく 名前だけでは 守れないもの 強さだけでは 救えないもの 私の目には ちゃんと見えてる 正しさだけを 掲げる人が 誰かの命を 傷つけるなら その言葉に 膝をつくより 私はここに 立ち続ける 王冠は 誰のために 高く輝く ものなのか 重い盾を 掲げるのは 後ろにあなたが いるからだ 正義の名で 声を塞ぐな 祈りの名で 人を縛るな 王女であるから 誰より前に立つ 父の背中が 迷うたび 白い壁は 高くなる 王家の言葉も 届かぬなら 誰が民の手を 握るの 教えに背く つもりはない 神を疑う つもりもない けれど痛みを 見捨てはしない 「静かな裁き」「御心だ」と 誰かの涙を 流させるなら その鎧ごと 受け止めてでも 私はあなたを 止めに行く 王冠は 誰のために 高く輝く ものなのか 壊れた世界を 守るため この剣と盾を 立たせるため 正義の名で 声を塞ぐな 祈りの名で 人を縛るな 王女であるから 誰より前に立つ 怖くないわけじゃない 迷わないわけじゃない だけど 震える人の 手を離すよりは この足で 前へ行く この胸で 受け止める 王冠の重さも 私が背負う 王冠は 誰のために 高く輝く ものなのか 泥にまみれた この手で今 その答えを 掴みに行く 盾になれ 剣になれ 声なき願いの 先に立て 誰かのために 壊れるなら 私は何度も 立ち上がる 王女である前に 人でありたい 民の涙を 見捨てはしない 私はアウレリア 民の盾になる