
海辺近く走る電車の窓から 熱い潮の香りが鼻をくすぐる 改札の前で見かけた君は 波打ち際でさらに輝いてた まだ互いをよく知らないまま それでも夏の空気に背中を押され 開放された浜辺の風に笑い合う 青い空はどこまでも続き 白い入道雲のように期待に胸を膨らませて 時間が惜しいほど ふたりは夢中で過ごした 些細なことに笑い すれ違いも気にせず ただこの夏がずっと続けばいいと願っていた ふと耳に残る蝉の声 沈みかける夕日 「終わり」がゆっくりと近づいているのを 忘れてしまうほど楽しさに溺れていた 月が渚を照らし 潮風が髪を揺らす 何度も打ち上がる花火 肌は触れ合っていないけど 心は確かに寄り添っていた 「次はいつ会える?」 その声は、花火の音にかき消された まるで結ばれているかのような夏の日 カゲロウのように静かに消えた想い この夏だけの奇跡だった また夏に君に恋ができるだろうか どこかでまた花火の夜に出会えるだろうか 燃え尽きる前のあの光景だけは どうか――消えないで ------------ [intro] [prelude] [verse] うみべ近く走る電車の窓から、 熱い潮の香りが鼻をくすぐる。 改札の前で見かけた君は、 波打ち際でさらに輝いてた。 [pre-chorus] まだ互いをよく知らないまま、 それでも夏の空気に背中を押され、 カイホーされた浜辺の風に笑い合う。 [bridge] 青い空はどこまでも続き、 白い入道雲のように期待に胸を膨らませて。 [chorus] 時間が惜しいほど、ふたりは夢中で過ごした。 些細なことに笑い、すれ違いも気にせず、 ただこの夏がずっと続けばいいと願っていた。 [chorus] ふと耳に残るセミの声、沈みかける夕日。 「終わり」がゆっくりと近づいているのを 忘れてしまうほど楽しさに溺れていた。 [verse] 月が渚を照らし、潮風が髪を揺らす。 何度も打ち上がる花火。 肌は触れ合っていないけど、 心は確かに寄り添っていた。 [bridge 2] 「次はいつ会える?」 その声は、花火の音にかき消された。 [bridge 3] まるで結ばれているかのような夏の日。 カゲロウのように、静かに消えた想い。 この夏だけの奇跡だった。 [interlude] [modulation] [outro] また夏に君に恋ができるだろうか。 どこかでまた、花火の夜に出会えるだろうか。 燃え尽きる前のあの光景だけは どうか、――消えないで。 [end]

