
【Intro】 風がひとつ 枝を揺らして 赤い一枚 空へほどけた 終わりの色が こんなにも 綺麗だなんて 知らなかった 【Verse 1】 夏の名残をしまうように 冷たい風が頬を撫でる 並んで歩いたこの道も 今日は少しだけ遠く見えた 緑だったあの頃には 気づけなかったものばかり 変わっていくその途中で やっと見つけた色がある 【Pre-Chorus】 赤く 紅く 染まるたび 季節は昨日を連れていく もう戻れないからこそ 今がこんなに愛しい 【Chorus】 舞い落ちる紅葉の中 君と見上げた秋の空 散ってしまう運命でも 綺麗に咲けるのなら さよならを怖がるより この瞬間を抱きしめたい 燃えるような赤を残して 季節はまた歩いていく 【Verse 2】 水面に浮かぶ赤と金 踏めば乾いた音がする 何気なかった帰り道 ひとつひとつが記憶になる 「ずっと」なんて言葉ほど 秋の景色には似合わない だから約束する代わり 隣でそっと笑っていた 【Pre-Chorus】 黄色 橙 深い朱色 同じ葉なんてひとつもない 変わることを恐れずに それぞれの色へ染まってく 【Chorus】 舞い踊る紅葉の中 伸ばした指をすり抜けて 掴めないから美しいと 風が静かに教えてる 忘れたくない景色ほど 季節の向こうへ消えていく それでも胸に焼きついた 赤だけは消えないから 【Bridge】 散ることは 失うことじゃない 枝を離れ 土へ還って 長い冬を越えた先 また新しい芽になる だから私も この季節に置いていこう 昨日までの私を―― 【Final Chorus】 舞い上がれ 紅葉のように 最後まで鮮やかなまま 終わりさえも美しいと 今ならきっと言えるから 君と歩いたこの秋も いつか遠い記憶になる それでも赤く 紅く 心の奥で色づいて 何度季節が巡っても 忘れないよ この景色を 【Outro】 ひらり 最後の一枚が落ちる 冬の匂いがした それでも私は 次の季節へ歩いていく

