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ウソの大木

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V5.5

[Verse 1] 噛みしめた沈黙が胸の奥で軋む夜 何も分からずに芽吹いたソレをただ守るばかりで 正しさの形を探して風の向くままをなぞった 不安と畏怖を煽る声がいつか無くなると信じて [Pre-Chorus] 「平気だよ」と言うたびに 置き去りにしたのは自分で 小さな嘘が増えるほど 光はやさしく消えていった [Chorus] まっすぐな傷の方が 陽だまりを呼ぶことを知った 建前の平行線じゃきっと今もずっとおさなぎのまま まだ小さい芽の輪郭は徐々に真実だけを頼りに でも確かに枝を伸ばしていく [Verse 2] 奔る声が胸を裂き言えずにいた影を照らす 進めない夜よりも強く何かを求め蠢いた 裏側に散らばった光の重なりを拾い集め 衝動が触れた時世界はようやく形を現した [Pre-Chorus] 誰かの跳ねる笑顔と 誰かの静かな優しさ 誰かの手招く音も 誰かの佇む姿も あまたの手が幹となりやがて大きくなっていく 支えられた世界で やっと私は立ち上がれたんだ [Chorus] 風に触れれば崩れていく花のように 逃げた背中は未来さえ振り向かせてはくれない 泣きながら走り抜けたあの時 本音と本音でぶつかった 証が実を結び種を彼方へ飛ばしていく [Bridge] 間違いの数だけ影は長く伸びてゆく それでも「やめない」を選んだのはそれが正しいと分かっていたから 光を求めていくつも枝分かれをして 同じ青を目指していた [Pre-Chorus] ホントだけを集め育ったほんの小さな苗木は 嘘を混ぜる事で簡単に枯れ果てた 今僅か少しでも大きく根を張るこの大樹は 私たちの勇気の結晶だ [Last Chorus] ウソの大木なんて一度も芽吹いたことはない まっすぐな願いと涙が土を潤しても あの日の傷跡こそがいちばん真実に近いから 伸ばした影が重なって まっすぐ空へ続いていく [Outro]