[Intro] 静かなオフィス 二人きりの夜 時計の針だけが 静寂を刻む [Verse 1] 「もう帰ったら?」 そう声をかけた 君はまだ書類と 睨(にら)めっこしたまま いつも真っ直ぐな その眼差しに 何度救われたか 言えないけれど [Bridge] 引き出しの奥に 忍ばせてた 白い包みと 金のリボン これくらい ただの義理 そう思ってたのに [Chorus] 「これ、よかったら……受け取ってくれる?」 期待なんて させちゃダメよね だけど胸が チクリと疼(うず)く 「これって特別?」 なんて聞かないで [Verse 2] 君はそっと 微笑んで言う 「課長からのチョコ 初めてですね」 冗談めいた その言葉が なぜか胸に響いて 離れないの [Bridge] 「そんなわけないでしょ」 嘘をついた 君の視線が 刺さるみたいで どうしてよ こんなに 心が揺れるの? [Chorus] 「これ、よかったら……受け取ってくれる?」 期待なんて させちゃダメよね だけど君が 微かに笑う 「ちょっと期待した」 なんてずるいよ [Outro] 冷たい風が 頬を撫でる帰り道 鞄の中には 同じチョコレート 本当はね 気づいてるの 義理じゃないってこと……