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薔薇色の背徳

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V4.5+

紅薔薇の影 揺れる校庭 冷たい風が 頬をなぞる 伏せた睫毛の奥に沈む 秘密の鍵を 開くのは誰 放課後の廊下 誰もいない 足音だけが 響き渡る 壁際に追い詰めた その瞳 震えて 紅く染まる ゆるく解ける 制服のボタン 零れ落ちる 白い吐息 唇が触れた場所から 甘い毒が 滲み出す 囁きで縛って 逃がさない 指先で 真実を暴く 「欲しいと言えば 許してあげる」 声なき叫びが 花を咲かす 薔薇色の背徳 絡み合う影 夜に咲き誇る 禁忌の華 触れれば堕ちる 深紅の奈落 もう戻れない 愛の檻へ 白月の下 揺れる吐息 交差する 温度と衝動 心の奥 痛いほどに 欲望だけ 響き合う 絡めた指 解けぬまま 深く沈む 甘き罠 涙か それとも蜜か 頬を伝う 背徳のしずく 嗤う声 囁く声 背筋を焦がす旋律 閉じた瞳に差し込む 紅の閃光 薔薇色の背徳 燃え尽きるまで 絡まる鎖が 愛を締め上げる 触れれば堕ちる 深紅の奈落 もう抗えぬ 運命の檻へ 許されぬと知りながら 選んだぬくもりは罪 それでも離せない この両腕が 証明する 紅薔薇の影 溶けゆく夜 吐息と共に 消える鼓動 残された香りだけが 永遠に 胸を満たす