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Anime 199

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ヒを吸った広場の空気が そっと楽器に触れたとき 眠っていた物語が 指先の裏側であくびをする 名を授からぬ者ほど 大地のざわめきにさとく 誰より静かに 世界の痛みを拾い上げる 崩れた壁に寄り添う影は 涙より先に微笑んで 「まだ温いものは残る」と 胸の奥でささやく 剣を掲げる姿より 迷いに震えた一歩こそ 伝説のはじまりであると 風が私に教えた 竜の息は冷たくもあり 子どもの夢は脆くもあり それらが同じ空に解けるとき 私はただ その色を記す どの街に立ち寄ろうとも 歌は完成を拒み 余白だけを抱いて進む 次に誰と会うのか 風任せで