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前前前頭(ぜんぜんまえがしら)

君の四股名なんて 昨日まで知らなかった だけどこの胸だけが 君との間合い感じてた 朝に目が覚めるたび 誰かの足になってて 「これ誰のシコ踏みなの?」って また叫んでしまうんだ どんな景色の中でも 君を探していたよ まだ出会ってないのにさ なぜか懐かしい気がして すれ違った記憶だけが 残心みたいに感じて はじめから知ってたような そんな痛みだった 前前前頭から僕ら やっとここで会えたんだ すり切れた四股名を抱いて 土の上を走ってきた 星が落ちる夜の徳俵で 君の声が響いたよ まだ触れたことないのに 立ち会い前みたいに揺れたよ 教室の窓際では 君はアフロのままだった 胸ポケットの軍配が 少しきらり光ってた 替わった記憶の中 僕らが重なっていく そのわけが分かったのは 今日この瞬間だった 見えない糸の先には 君がつながっていた どんな未来の先でも また会えると信じてた 四股名だけが入れ替わり 夢だけは同じまま すれ違った日々までもが 僕を強くしてくれた 前前前頭まで来たら もう戻れない気がした 踏みしめた足の跡が 僕らの未来(あす)を導いた 風が運ぶ土の音が 胸の奥を揺らしたよ すれ違った四股名たちが 今は全部愛しいよ 巡る業(わざ)が重なって 今日の僕らになったんだ 何度入れ替わっても 君の声は忘れない 前前前頭から今日も 君を呼び続けている 四股名越えたさだめなら 何度でもまた会える 星が落ちた夜の下で 君と同じ空を見た 忘れないよこの気持ち 君は僕のまえがしら 前前前頭から僕は 君と歩き出すよ——はっけよいのこった!