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【しずくのなかで】

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[Verse 1] 雨の音がカップに降りて 送信しかけた文をまた消す 既読の光が胸を刺すから 通知はそっと 今朝は眠らせた すりガラス越しの灰色の空 深呼吸ひとつ 自分を抱きしめる [Pre-Chorus] 聞こえる? しずくが刻む拍 あわてない速さで わたしの歩幅をならす [Chorus] だいじょうぶ ゆっくりでいい しずくが拍を刻む ほどける心に やさしさを結ぶ ちいさく生きても ちゃんと光は届く 雨のメトロノームで きょうを始めよう [Verse 2] 誘いを断って 胸が少し痛い “またね”の言葉を何度も撫でる 小さな物音にも 体力を使う日 コーヒーが冷めても 窓辺はあたたかい 観葉の葉先 揺れるたびに ここにいていいよって言ってくれる [Pre-Chorus] 耳を澄ます 心の居場所 水玉みたいに 不安はころがっていく [Chorus] だいじょうぶ ゆっくりでいい しずくが拍を刻む ほどける心に やさしさを結ぶ できない日だって わたしを守れたなら それだけでもう 十分やさしい [Bridge] 雨脚が弱まる 静けさの中 言葉にしない 決意を灯す ひとつ深呼吸 窓を少しだけ開けて わたしの速さで 世界に触れる [Chorus] だいじょうぶ ゆっくりでいい しずくが拍を刻む ほどける心に やさしさを結ぶ ちいさな勇気が 胸ポケットで光る 雨上がりみたいに 視界が晴れていく [Outro] 湯気の向こう 朝がほどける やさしさを着て きょうを歩く