
[Verse 1] 朝いちばんの通知音で、心拍が跳ねた。 返信の言葉を並べるだけで、肩がこわばる。 突然の電話が鳴ると、喉がきゅっと固まる。 キャンセルのメッセージを何度も書いては消した。 [Pre-Chorus] 弱いんじゃない、ただ繊細なだけ。 世界の音量が大きすぎる日もある。 深呼吸をひとつ、胸に手を当てて、 「大丈夫」と、小さくつぶやく。 [Chorus] 涙腺スイッチが、そっと入る夜は、 やさしさでできた防波堤に戻ればいい。 全部うまくやらなくていい、 こぼれた雫が、わたしを軽くする。 静かな灯りが、家まで連れ帰る。 [Verse 2] 褒められても、うまく受け取れない日がある。 人の機嫌の波に、体温ごと揺らされる。 既読の小さな丸が、重りみたいに見える。 あのやわらかいソファまでの距離が、今日は遠い。 [Pre-Chorus] それでも、わたしはここにいる。 できない日も、ちゃんと生きている。 息をひとつ、境界線を描いて、 今日の自分を、そのまま抱きしめる。 [Chorus] 涙腺スイッチが、かちりと鳴るとき、 我慢をほどく合図にしていい。 小さな声で「今日は無理」と言えたなら、 その勇気は、やさしさのかたち。 わたしの速さで、ただ進めばいい。 [Bridge] 泣いてもいい場所を、ひとつ持っていよう。 名前を呼べる安心を、ポケットにしまおう。 静けさは弱さじゃない、 震える手で灯りを守ってきた証拠。 [Final Chorus] 涙腺スイッチが、今夜も教えてくれる。 わたしの速さで、歩けばいいと。 心細さは、背中を押す風に変わる。 あなたはひとりじゃない、 この微熱を抱いたままで、前へ。 [Outro] まぶたの裏で、波が静かになる。 おやすみ、よくやったね。

