
[Intro] 茜空に染まる街 暖簾が今日も風に揺れる 静かな足音 ひとつだけ 今日も君を思い出す [Verse 1] ドアを開ければ変わらない音 優しい湯気とスープの香り 「いらっしゃいませ」その声だけで 胸の奥まで温かくなる カウンター越しの湯切りの音 あの日と同じ時が流れる 向かいの席を見つめれば 君の笑顔が浮かんでくる [Pre-Chorus] 会いたい気持ちは風に乗り 遠い空まで溶けてゆく 届かなくても この想いだけは そっと抱きしめていたい [Chorus] 会いたいよ もっと もっと 会いたかった 湯気の向こう 君が今でも笑ってる そんな気がして 会いたいよ もっと もっと 近くで笑って 空いた席は あの日のまま動かない 分かっているけど [Verse 2] チャーシュー一枚 君がくれたね 「半分こしよう」と笑っていたね そんな小さな幸せさえも 今は宝物になった レンゲに残る最後のひと口 君は「おいしいね」と微笑んだ あの日の優しいぬくもりは 今も胸で生き続ける [Pre-Chorus 2] 季節は静かに巡るけど 思い出だけは色褪せない 涙のあとに残るぬくもりを 今日も大切に抱いている [Chorus 2] 会いたいよ そっと そっと 風に乗せて 茜空へと 君の名前をつぶやけば 涙こぼれる 会いたいよ きっと きっと 前を向くよ 君がくれた 優しさだけ抱きしめて 歩いてゆくよ [Bridge] どんぶりの底に映る空は あの日と少し違うけれど 君がいた席は空いたままでも 心の席は今も隣だよ [Last Chorus] ありがとう ずっと ずっと 好きだったよ 湯気の向こう 君との日々は消えないよ 胸に咲いてる ありがとう きっと きっと また笑える 最後の一口 「また来よう」が聞こえたまま 暖簾をくぐった [Outro] 茜空に染まる帰り道 暖簾は今日も風に揺れる 君と食べたあの一杯は 今も心を温めている

