ラベンダーの台本 -Lyrics- [Intro] 新緑のキャンパス 肩の凝らなそうな部室 探してたどり着いた 5名だけの小さな部活 [Verse 1] 入部を考え 自己紹介 最後は部長の 葉月先輩 意味もなく星座を尋ねた いたずらっぽく 「見ればわかるでしょ」 おとめ座が憧れになった [Verse 2] 初夏の微妙な暑さの中 終業後の部室 秋に向けて台本を練る 先輩のまりちゃんは 思考がいつも口から溢れる 白色矮星 ネタづくりの中心だ いつもどおり回転があがる OBの差し入れはすぐに消える タイムトラベル 舞台は学校 ラベンダー 恐ろしい既視感だ 軟式ボールが往復する外を見る [Pre-Chorus] まりちゃんの相棒が 軌道修正を試み 葉月先輩が現実に導く 脚本は何日もかかった キャスティング 小道具リスト 大道具は転用 準備は楽しい [Chorus] ラベンダー 机に散らかった台本 ラベンダー 私たちだけが 知っている [Verse 3] まりちゃん担当は 葉月先輩 新たな台本語りだした まりちゃんの目先をそらす 小道具の買い出し責任者 みんなが揃ったある日 戦利品を出すまりちゃん 見てわかる重量 本物のモデルガン 口元に銃口をあて 「…ラベンダー フッ」 …もう一つ出てきた 4万の部費は尽きていた 葉月先輩は一拍遅れて それでもほめる モデルガンをほめる まりちゃんは自分が ほめられたかのようだ [Bridge] いよいよだ 10名ちょっとの観客 でも緊張はする タイムトラベルはない 概念世界の話 4万の出番もない 私は四足歩行の思念体 先輩の声に 押されて袖を出る あっという間だった まりちゃんのラベンダーで 幕はおりた [Chorus] ラベンダー 小さな宇宙みたいに ラベンダー 浮遊感が残っている 全員がひとつだった [Outro] アンケートを読んで みんなで泣いた 葉月先輩はみんなの後ろで ラベンダーみたいに笑っていた