
降り始めた雪が 静かに街を染めて あなたと歩いた冬が ふいに胸をかすめる 急ぎ足で消えていった あの日の背中を 今もまだ 追いかけてしまうのはなぜ… 「大丈夫」なんて ほんとは言えなかった あなたのぬくもりを まだ手放せなくて 会いたくて 会えなくて 雪の夜に 名前を呼んだ ひとりきりの街でも 心だけは あなたを探してた もしもう一度だけでも 巡り会えるのなら 凍えた胸ごとそっと あなたに預けたいのに 街の白い灯り ふたり笑っていたね 肩にもたれた冬の日々 今も消せずにいる 「今、どこで何してるの?」 問いかけたくなる夜 わたしだけ 季節の中で立ち止まってるみたい あの日こぼれた涙は 弱さじゃなかったの あなたを想う気持ち 隠しきれなかっただけ 会いたくて 会えなくて 降り続く雪に願いかけた どれだけ時が経っても 忘れない景色が胸にある もし叶うのなら今夜 奇跡が降りてきて あなたの笑顔にまた 触れさせてほしい… 白い息の向こう あなたが立っている気がして ただ それだけで 胸があたたかくなった 会いたくて 会えなくて それでも歩いてきたんだよ あなたと過ごした冬が 今もわたしの息になってる 雪が止むころにはきっと 言える気がしてる 「ずっと好きだった」と 聖夜にそっとつぶやいた 白い息が ゆっくり消えて あなたへの想いだけが まだ あたたかいまま 雪の音にまぎれて 小さくつぶやく—— 「もう一度…会いたいよ…」 たとえ夜が終わっても この胸のホワイト・ブレスは あなたを そっと抱きしめてる …Merry Christmas 届くといいな この小さな声が

