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海も、登れた。

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V6

[Verse 1] 観光船のデッキ 小さな手から 僕がすべった 「あっ!」 ぽちゃん! 気づけば海 船は遠くなる でも僕は 山登りの Toy まずは確認 水 よし 食料 よし ライト よし 「まだ大丈夫。」 [Pre-Chorus] Capsule を パカッ! ふたつに分けて 並べて結ぶ こっちは僕 こっちは荷物 ぷか ぷか 小さな Raft 「よし、出発。」 [Chorus] 波が来る ざあっ! ひとつ越えて またひとつ 高い波なら 山と同じ 低く構えて バランスとって ゆら ゆら ぷか ぷか 海の上でも 登っていく 頂上なんて 見えないけれど 次の波まで 進め! [Verse 2] 夕方 どっちへ行けば いいんだろう でも大丈夫 Compass がなくても 山なら―― 木を見れば…… …… 「木がない。」 海だった [Pre-Chorus] その時 大きな波! ざぶん! 荷物の Capsule が ぐらっと傾く 水! 食料! そして―― 「ライトだけは 落とすな!」 ぎゅっとつかんで ふう…… まだある [Bridge] 夜が来た 風が冷たい 山の夜みたいに 体を小さくして 風をよける 食料は 少しだけ 水も 少しだけ そして空を見る 山でも 海でも 空は同じだ [Final Chorus] 遠くにひとつ 船の灯り 「……いた!」 ライトを上げて ピカッ ピカッ ピカッ S O S もう一度 ピカッ ピカッ ピカッ 「こっちだ!」 …… 遠くの光が 止まった そして―― ピカッ! 返事が来た [Ending] 船が近づく 大きな手が 僕を持ち上げる 水の上には 僕の Capsule Raft ひとつは僕の席 ひとつは荷物 今日ずっと 一緒に越えてきた 小さな船 僕はそれを見下ろして 少し笑った 「海も―― 登れた。」