
[Intro] 天(あま)の川瀬(かわせ) 月影(つきかげ)ゆらぎ 玉梭(たまひ)ひとたび 音もなく 今宵(こよい)もまた 絹を織らむ [Verse 1] かすみ立つ 高天原(たかまがはら)の 朝露(あさつゆ)まとふ 白妙(しろたへ)の糸 梭(ひ)を打つごとに 祈り結び 千代(ちよ)の願ひを 織り重ねむ 風はさやけく 袖を渡り 星の雫(しづく)は 機(はた)に宿る 君を恋ふるは 罪なれど この身はなおも 絹を織る [Pre-Chorus] 逢はむ日(あはむひ)は 遥(はる)けき空の彼方(かなた) ただ一筋(ひとすぢ)の 天(あま)の光を頼みに [Chorus] ああ 琴(こと)の音(ね) 空に響きて こと座の星は 我を照らす 織りて 織りて 永久(とは)に待たむ 天つ御衣(あまつみそ) 君がため ああ 七夕(たなばた)の 宵(よひ)は近し 涙さへ 星となりぬ 願はくは 今日こそ逢はむ 天(あま)の川辺(かはべ)に [Verse 2] 雲居(くもゐ)の袖に 銀砂(ぎんしゃ)舞ひ 淡雪(あはゆき)のごと 絹は光る 千々(ちぢ)に乱るる この心 梭(ひ)は知るらむ 恋の色 夜半(よは)の風さへ 名を呼べど 渡る術(すべ)は 見えざりき されど織らむ 明日(あす)もまた 祈り絶ゆることなく [Bridge] いにしへの契(ちぎ)りは 星に刻まれ 幾星霜(いくせいさう)を 経(へ)ても褪(あ)せず 人の世よりも 永き時を 待つことこそ 愛(め)づる宿命(さだめ) [Final Chorus] ああ 琴(こと)の音 天(あま)を満たして 銀河(ぎんが)の波は 光となる 織りて 織りて 永久(とは)に祈らむ 君が歩む 橋となれ ああ アルクトゥルスも デネブも見守り ベガの光 永久(とこしへ)に 「また来ませ」と 袖を振りつつ 朝明(あさあ)けの空へ [Outro] 白妙(しろたへ)の絹は 風に舞ひ 恋も祈りも 星となる また一年(ひととせ) また一年(ひととせ) 君を待たむ 天(あま)の機(はた)のほとりに

