[Verse 1] その黒猫は気まぐれだった 暗い森の奥で退屈そうに笑う 月明かりの下で尻尾を揺らし 獲物が来るのを待ち続けていた 人間の男が迷い込めば 妖しく微笑み手招きをする 馬鹿そうな男ならなお良いさ 警戒心なんて邪魔なだけだから 「こんな森に美女がいるわけない」 そう思ったはずなのに目が離せない 金貨も宝石も懐から消えて 朝には森の外へ転がされるだけ [Rap] 黒い耳 黒い尻尾 甘い声で誘う一本道 危険だって噂されても 好奇心だけは止まらないらしい 財布も指輪も全部回収 ついでに腕を少しだけ試食 泣きながら逃げる男を見送り また次の客を待つ黒猫獣人 [Chorus] 魔女と言うなら結構だよ 悪者でも別に構わない 行くなと言われりゃ行きたがる それが愚かな人間だろう? 黒猫の獣人が笑ってる 森の闇で今日も笑ってる 惑わされるなと言われても また誰かが迷い込む [Verse 2] 朝なら大丈夫だと思った 昼間なら安全だと思った だけど木漏れ日の奥の方で 黒猫は相変わらず待っていた 白いワンピースを揺らしながら 優しそうな顔で近づいてくる 「道に迷ったの?」と囁けば 男は簡単に心を開く 忠告なんて風に流され 危険な森へと足を進める 欲望と油断が重なった時 終わりの鐘が静かに鳴る [Rap] 昨日も今日も同じ展開 噂話じゃ止められない 近づくなって看板あっても 読まずに進むのが人間らしい 金も夢も全部失って 半泣き顔で森から脱出 それでもまた新しい誰かが 黒猫の罠へ飛び込んでいく   [Chorus] 魔女と言うなら結構だよ 私は別に否定しない 愚かな欲望が呼ぶのなら 何度だって現れるだけ 黒猫の獣人が笑ってる 月と朝日の狭間で笑う 「行くな」と言われるほどに 人は森へ足を向ける 黒猫の獣人が笑ってる 退屈しのぎに今日も笑う 惑わされるなと言われても また誰かが迷い込む また誰かが迷い込む… 🐈‍⬛🌙