
まだ眠れないまま 窓の外を見てた 街の灯りがひとつ 水みたいに揺れた 言えなかった言葉は 胸の奥でほどけて 名前のない夜だけ 僕を覚えていた 正しさよりも 欲しかったのは そばにいる理由じゃなくて そばにいた温度 消えそうな声で 祈るみたいに もう一度だけ 君を思った 朝になる前に 君の名前を呼んだ 届かなくてもいい 胸の奥で光った 朝になる前に 僕は僕に戻る 終わりじゃなくて 静かに始まる 優しさのかたちを 間違えてばかりで 守りたいものほど 遠く見えていた 透明なカーテンが 風に少し揺れて あの日の続きみたいに 夜が息をした 許すことも 忘れることも 同じ顔をして 僕を見ていた 泣けないままで 笑わなくていい そのままの声で 夜を越えたい 朝になる前に 君の名前を呼んだ 届かなくてもいい 胸の奥で光った 朝になる前に 僕は僕に戻る 終わりじゃなくて 静かに始まる もしも願いが ひとつだけなら 戻りたいとは もう言わないから 壊れたままの 小さな光を 両手でそっと 抱きしめていたい Before the morning comes Before the night is gone 言葉にならないまま まだここにある Before the morning comes Before I let you go 消えない痛みさえ 光に変わる 朝になる前に 君の名前を呼んだ 届かなくてもいい 胸の奥で光った 朝になる前に 僕は僕に戻る さよならじゃなくて 静かに始まる 朝になる前に 夜はほどけていく 失くしたものさえ やさしく滲んでいく 朝になる前に 息を吸い込んだ 終わりの向こうで 僕は始まる まだ暗い空に 名前のない光 ひとつずつ ひとつずつ 朝になってく

