
[Intro] 茜空が夜に染まる 暖簾(のれん)がそっと風に揺れる 誰にも知られないように 今夜も君に会いに行く [Verse 1] 夜が更けるのを待って そっと家を抜け出した 月明かりの道を急げば 君が小さく手を振った 「遅かったね」と笑う顔 それだけで胸が温かくなる [Pre-Chorus] 会いたい気持ち 隠しながら 何度も時計を気にしてた 逢える夜だけ 許された 二人の時間を抱きしめた [Chorus] 会いたいよ もっと もっと 君に会いたい こっそり抜け出して 二人で食べる 夜のラーメン それだけで幸せ 会いたいよ もっと もっと 近くで笑って 誰にも言えない恋 湯気の向こうで 肩を並べれば 今夜だけは 恋人でいられる [Verse 2] 暖簾(のれん)をくぐれば 湯気の向こう ようやく二人 並んで座れる 「何にする?」と顔を寄せながら メニューを覗く 君の横顔 熱いスープを ふたりですすって チャーシュー一枚 半分こして こんな小さな幸せさえ 誰かに知られることが怖かった [Pre-Chorus 2] 遠くで鳴った 時を告げる鐘 君の箸が ふと止まった 「そろそろ帰らなきゃ」 その一言が 胸を締めつけた [Chorus 2] 会いたいよ そっと そっと 君の隣で もう少しだけいたい 二人で啜る 夜のラーメン 時間よ止まって 会いたいよ きっと きっと 忘れないから 誰にも言えない恋 ひとくちごとに 胸へ染みてゆく 今夜だけの 大切な一杯 [Bridge] 君の家では もう決まっていた 親が選んだ 遠い縁談 「好きだよ」と 言えないまま 替え玉ひとつ 頼めない 帰る時間が 迫ってくる 最後の一口 レンゲですくい 君が笑って 「おいしいね」 その声を胸に焼きつけて 二人は静かに 店を出た [Last Chorus] 会いたいよ もっと もっと 君に会いたい もう一度だけでいい 二人で食べた 夜のラーメン 今も忘れられない 会いたいよ そっと そっと 名前を呼んで 届かないと知ってる 湯気の向こうに 君を探して ひとり 箸を置いた [Outro] 君と食べた 最後の一杯 冷めても消えない 恋の味 好きだった ずっと 好きだった それだけで 結ばれなかった

