【Intro】 白い息 ひとつ ほどけて 消えた 触(ふ)れないで なんて 言えなかった --- 【Aメロ】 冷たい窓に 指で描いた 名前はすぐに 滲んで消えた 誰かの温度を 知らなければ こんなに寒くは なかったのかな --- 【Bメロ】 傷つかないように 棘を抱えた 近づかないように 心を閉じた それでも夜には 思い出す あの日の手のひらが まだ温かい --- 【サビ】 眠れ 眠れ 急がなくていい 冬の長さを 恥じなくていい 触れられないほど 遠くにいたのは 嫌いだったからじゃない 壊したくないほど 大切だったから --- 【間奏】 (piano) --- 【2Aメロ】 窓辺に残った 小さな水滴 朝になればきっと 光になるのに 消えない傷ばかり 数えていた 消えないものにも 意味があるのに --- 【2Bメロ】 守ることと 閉じること 似ているようで 違うんだね ほんの少しだけ 扉を開けば 冷たい風の向こう 空が見えた --- 【サビ】 眠れ 眠れ まだ醒めなくていい 春を急いで 迎えなくていい 棘を持つことを 恥じなくていい それは誰かを傷つけるためじゃない ここまで歩いてきた 私を守るため --- 【Cメロ】 触(ふ)れれば痛い 離れれば寂しい そんな矛盾を 抱いたまま それでも人は 誰かを想える それでも朝を 待っていられる --- 【落ちサビ】 もしもいつか この手を伸ばせるなら 棘ごと全部 差し出せるかな 怖がらなくていいと 言ってくれるなら もう少しだけ ここにいてもいい --- 【ラスサビ】 眠れ 眠れ 長い冬の中で 消えない灯りを 胸に抱いて 凍えた心も いつかほどける 春は追いかけなくても ちゃんと来るから 棘を残したまま 優しくなれる 傷を抱えたまま 誰かを愛せる 守ることも 生きることだから --- 【Outro】 白い息 ひとつ 今度は 消えなかった 静かな朝に 小さな葉が 光っていた