
夏の終わりの 屋上テラス 君の横顔が 夕陽に染まる 風が運んでく 真夏の残り香 ソーダの泡と 午後の幻が弾ける 街の喧騒が遠ざかる頃 二人だけの時間が曲がり角 言葉の向こう側にある この感情は 今 確かに 心を揺らめかす 君と見つけた この街の欠片 誰も知らない 私たちだけの 小さな奇跡が 光を放つ 透明な膜越し 世界が揺れる レトロなジハンキ ネムルショウテンガイ フウセンを持つ こどもの影法師 キミのヒトミに 映る街並みは 違う色をした 個々のメロディ アイスクリーム溶かして 歩く帰り道 マネキン人形みたいな 二人の会話 明日の約束 ふわりと浮かんで 胸の奥では 少しほどけてく 君と見つけた この街の欠片 誰も知らない 私たちだけの 小さな奇跡が 光を放つ 透明な膜越し 世界が揺れる 季節は傘を持って 君はどこかへ この瞬間だけは 色あせないまま ピントのずれた写真も 水彩画みたいな言葉も 心の隠し部屋に しっかりと刻む 君と迷子になった この街の記憶 シャボン玉のように 私を包む ちょっと切なくて 少し不思議で 窓辺に灯る 夢見る星のように

