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名前のない道

完璧にこなしたつもりの人生は 空き缶を無意味に 重ねただけだった 崩れゆく アルミが奏でた歓声は 一人きり たった舞台に似合ってた 天才は ここにいないと知っている だから今 もう一度子供のころからの 見た目も理屈もない場所に かけ上がる 道に名前はなくていい 人知れず 孤独な道行きだとしても 駆け足で 息がきれてもまたそこに 息がきれても またそこに 喝采も拍手もないと知っている だけどまだ 靴ひも結んで見すえる先に あたる光が見えている かけ上がる 道に名前をつければいい 自分だけ 歩ける道幅だとしても つまづいて 靴がぬげてもまだそこに 裸足になっても まだそこに かけ上がる 道に名前はなくていい つまづいて 靴がぬげてもまだそこに 裸足になっても まだそこに かけあがる みちに名前はなくていい ひとしれず こどくな道ゆきだとしても かけあしで 息がきれてもまたそこに 息がきれても またそこに