黒き月を愛した人 甘く冷たい遊戯に酔い 堕ちて涸れ果てる 終りを急ぐ群れで舞う 浮かぶ七彩は再び恐懼し 儚い予感の下に砕ける  白き月を愛した人 名残りを惜しみ 静怨に涙を流す 過ちに沈む雲霞は  禁忌の言魂を含み 嘲笑う幼子の如く  余りにも小さき  幸薄い命灯 消え去り陰る美しさ故に  この輝きは月に喰まれて逝く  淫らに乱れた至上の躰は 「白」 一夜限りの宴にこの身を委ね 天高く堕ちるがように踊る 甘美く弱さ窺う瞳は 「黒」 悩ましい思惑に清めて 深く泡沫の光に生きる  激しく想い想われ  悠久の罠に「終」が訪れる 成りえ無い筈の余光 余りにも果てなき  輝き続ける命灯 瞬き明滅する醜さ故に  この躰は星に餐まれて逝く  淫らに乱れた最下の躰は 「黒」 百夜続く宴にこの身を委ね 天高く舞い上がるように踊る 甘美く強さ窺う瞳は 「白」 艶めかしい思惑に染まりて 浅く久遠の闇に果てる  また 黒と白が相見える日が… 「やがて訪れる事を願って…」