
また今日も 点数が僕を見てニヤニヤしてる 赤と青のペン 君の脳内グラフで踊りだす 「良かった点・改善点」うまく分けた痕跡 僕の中身はそんな単純なサンドイッチじゃない シャツの襟元に貼られた “要観察”の付箋がくすぐったい 人柄A 協調性C でもね、自分の答えは なぜかいつも空欄さ 君のアセスメントは、神様の通知表 僕の生きざま、全然点数化できないよ 合格?不合格?正直どっちでもいいけど 愛されたい、たったその一問がずっと未解答 君の視線を採点して 僕の言葉を添削して 君の仕草に校正されて 僕の心は右往左往 「もっと真剣に」「もうちょっと素直に」 僕の解答欄はいつもぐしゃぐしゃ 表現できないもどかしさ、採点できないこの人生 僕の価値は、何点ですか? 「誰かの基準はいらない」って 強がって言うけど やっぱりどこかで君の赤ペンを待っている 点と点がつなぐ僕の弱さも 丸ごと引き受けて欲しいんだ 「よくできました」の印はなくても 間違いだらけの僕を選んで欲しいんだ 今日も、明日も、通知表のない世界で 君にだけ採点されたいよ 99点なんていらない ひとつの赤丸でいい 君のアセスメントが、 僕の明日のすべてであって欲しい

