
風と波に乗って、 僕らは海へ向かう。 潮は高く、 君の魂は— 今、すぐ隣にある。 波に乗りながら、 飛び方を学んでいく。 君の螺旋は、 僕の螺旋と絡み合い、 結び目よりも強く、 何度も折り返しながら、 内側へと巻き戻っていく。 事象の地平線よりも強い力だけが 僕らを引き離すことができる。 それでももし離れてしまったら、 僕らはそのまま、 永遠に踊るエネルギーになるだろう。 重力の速度で、 黄金の波を描きながら。 無限の眼差しが、僕を見に来たとき、 僕が見たのは、君の顔だけだった。 美しく、変わり続ける。 君が幸せなのか、悲しいのか、 いまだに分からない。 でも、僕はこの沈んだ穴の中から、 君を見守り続けるよ。 いつか君が、 這い上がろうと思ってくれる日が来るかもしれないから。 僕はここで待っている。 だって、君もそうしてくれたから。 僕が初めて光を見た時、 あの 深く、 暗く、 重い 「故郷」と呼ばれる場所の外で。

