
[Intro] 緊急特別報道 えちフチラジオです みなさん事件です 謎の物体 朝からついてます フチコさん 説明をお願いします 「朝起きたら これがついてたんよ」 [Verse 1] どこでついたか覚えてない 寝る前までは何もない 引っ張ってみても外れない ひねってみてもびくともしない 背中のあたりに何かいる 見えそうで全然見えません 鏡を使ってのぞいても 透明すぎてよく分からん [B] 「あ、後ろにボタンみたいのありますよ」 [A] 「どこ?」 [B] 「フチコさんからは見えないとこです」 [A] 「押すん?」 [B] 「押します」 [Pre-Chorus] ちょっと待って それ何のボタン 解除なのか 起動なのか 誰がつけた 何のために 考えるより 指が先 [Chorus] ぷすううううううううう 抜けてゆく 何か分からんけど抜けてゆく ぷすううううううううう しぼんでく 大事件みたいにしぼんでく 朝から何なんこれ 誰がつけたんこれ 謎だけ残して ぷすうううう [Verse 2] 床に残った透明の殻 薄い結晶 光ってる リュックでもなく服でもない 身体に沿って閉じていた 脇と腰には固定部品 背中の真ん中解除ボタン 刻印ひとつ見つかって NC-D DEF-MOCK 03 [B] 「これ、試作品っぽいですね」 [A] 「何の?」 [B] 「防御装甲……かもしれません」 [A] 「朝から?」 [B] 「朝からです」 [Pre-Chorus] Nocturnast系 透明結晶 転用された 劣化モック でも問題は 技術じゃない 誰が夜中に つけたのか [Chorus] ぷすううううううううう 抜けてゆく 最新技術が抜けてゆく ぷすううううううううう しぼんでく 未来の装甲しぼんでく 防御力どこ行った 高性能どこ行った 残ったものだけ ぷすうううう [Verse 3] 防犯カメラを確認中 午前二時十四分 廊下の奥から誰か来る 透明ケースを持っている 顔ははっきり映らない だけど妙に見覚えある フチコさんが画面を見て 急に首をかしげて言う [A] 「……この人、知ってる」 [B] 「どこで会ったんですか?」 [A] 「会ってへん」 [B] 「ではなぜ?」 [A] 「夢におった」 [B] 「夢?」 [A] 「かなり前に」 [B] 「名前は?」 [A] 「味噌子」 [B] 「ラーメンに引っ張られてません?」 [A] 「……MIEKOやったかも」 [Bridge] 夢で見た人 現実の廊下 持ってたケース 帰りにはない 入口の映像 どこにもいない 入った記録も 見つからない 夢から来たのか 時空を越えたか それとも全部 偶然なのか 分からない 分からない 分からないまま 残ってる 透明な殻と ひとつのボタン そして記録された 深夜の影 [Break] [B] 「フチコさん」 [A] 「何?」 [B] 「もう一回押してみます?」 [A] 「何を?」 [B] 「これです」 [A] 「やめとき」 [B] 「でも検証を」 [A] 「やめとき」 [Final Chorus] ぷすううううううううう また鳴った 検証中にもまた鳴った ぷすううううううううう 止まらない 原因不明で止まらない 夢から来たのかも 未来から来たのかも 名前だけ残って ぷすうううう ぷすううううううううう 朝の謎 ぷすううううううううう 夜の影 誰がつけたの 何のためなの 答えはまだない ただひとつ 分かっている 押したら ぷすううううううううう [Outro] 緊急特別報道 えちフチラジオでした 続報が入り次第 お伝えします [A] 「続報あるん?」 [B] 「たぶん」 [A] 「たぶんて」 ぷすううううう……

