
歌詞☆ストーリーは歌詞の後ろにあるよ! [Verse 1] 校庭の真ん中にドンと現れた 鋼の巨神(ロボット)に見惚れて 「計算通りですわ!」胸を張るピンクのツインテール アリスの青いドレスが風に翻る 「ちょっと、どういうことなのよーっ!?」 [Pre-Chorus] 頭上から響く怒号は、学園長のMAXマキシマム怒りゲージ! 「今すぐ撤去しなさいーーっ!!」 やばい、逃げなきゃ……いや、違うでしょ! [Chorus] マハリータ! 飛び立て、ライディーン! 砂煙を巻いて大空へ、お騒がせな天才の号令 昭和の勇者が今、ファンタジーの空を突き破る! 怒られても、知らんぷり! 私たちの暴走は止まらない! [Bridge] だけどその頃、はるか上空の歪みから 冷酷な影が、不気味に脈動する 十七日間(じゅうななにちかん)のカウントダウン…… 静かに忍び寄るダークベイルの脅威 [Chorus] マハリータ! 吠えろ、ライディーン! 鋼の巨神よ、世界を揺らせ 迫り来る闇の気配なんて、笑い飛ばしてあげる! 天才魔法学者と昭和の巨神の、ハチャメチャな物語が始まる! [Outro] さあ、次の実験はどこへ行こうか? アリス:「聞いてなさーーいっ!!」 (ジャジャーン!) ストーリー☆ 第2話:昭和の巨神と魔法学校の大パニック 「すごーいっ! なんて完璧で美しいフォルムなんだ……! 僕の計算に狂いはなかったぞ、アリス君!」 マハリク魔法学校の広大な校庭。その中央にそびえ立つ昭和の勇者・巨大ロボ「ビッグ・ライディーン」を見上げながら、黒基調にオレンジのアクセントが映える魔導師服をまとったリーゼは、魔導師の帽子を少し斜めにずらし、両手を広げて満面の笑みを浮かべていた。 ピンクのツインテールが興奮ではねている。 一方、その足元でアリスは、綺麗な金髪の巻き髪をボサボサに乱し、青いドレスの裾を押さえたままへたり込んでいた。 「ないないない! 絶対に狂ってるよ! 何これ、魔法学校の校庭にロボットってどういうこと!? そもそも『ライディーン』って何なのよ――っ!?」 アリスの必死のツッコミも、リーゼの耳には全く届いていない。 「ふふん、ただの召喚魔法じゃない。これは次元の壁をも超越した、新しい科学と魔法の融合なのだよ!」 リーゼが胸を張ったその瞬間、校舎のスピーカーから、地鳴りのような怒号が響き渡った。 『――そこでおおはしゃぎしている問題児、シロン・シャトリーゼーーーっっ!!』 「「あっ……」」 校長室の窓から、ものすごい形相で顔を真っ赤にした学園長が身を乗り出していた。 『つい先週、校舎の半分を吹き飛ばしたばかりだというのに、今度はなんだその巨大な鉄の塊はぁ!! 今すぐ即座に撤去しなさい! さもないと退学処分どころじゃ済まさないからねーーっ!!』 「れ、リーゼ……! 学園長の怒りゲージがマックスを超えてるよ! どうするのこれ!?」 アリスが青い顔でリーゼの袖を引っ張る。しかし、リーゼはフッと不敵な笑みを浮かべ、キリッとした表情でライディーンの巨体を振り返った。 「ふっ、慌てるなアリス君。天才に不可能はないのさ。――行くぞ、ビッグ・ライディーン!」 リーゼが杖を軽やかに一振りすると、ライディーンの巨体がゆっくりと動き出し、校庭の砂煙を巻き上げて大空へと飛び立った――! 「「って、話を聞きなさーーいっ!!」」 アリスの絶叫が、マハリク・シティの青空にパーンと吸い込まれていくのであった。 だが、その頃――。 学園の騒動をよそに、はるか上空の歪みから、不気味な「ブラック・オブジェクト」が静かに脈動を始めていた。 黒い影の奥底から、冷酷な声がマハリク・シティへと響く。 『……愚かな者どもよ。17日間のカウントダウンは、すでに始まっている……』 緊迫のタイムリミットが迫る中、天才魔法学者と昭和の巨神の運命やいかに!? (つづく)

