
[Intro] [Accordion & Music Box] 石畳を抜ける風 古いオルゴールの音 若い頃に見た夢の 続きを探すように [Verse 1] 会社を辞めた春だった 鞄ひとつでパリへ来た 空港で娘が笑ってた 「恋でもしてきたら?」 セーヌの流れを眺めながら ふと君を思い出す もしも君が隣なら 何を話しただろう [Pre-Chorus] 街角のカフェに座った時 まるで映画のワンシーンみたいに あなたが現れた [Chorus] あなたはパリの午後によく似てる 柔らかな光をまとって 止まったままだった僕の時間を 少しずつ動かしてゆく 君を忘れたいわけじゃない 忘れられるはずもない それでもあなたに会いたくて 明日の予定を探してる [Verse 2] 路地裏のパン屋のこと 橋の下の古本市のこと 楽しそうに話すたび 僕は見とれてしまう 君よりずっと若い人 娘に近い歳なのに そんなことを気にしてるのは 僕だけみたいだった [Chorus] あなたはパリの夜によく似てる 静かな灯りを揺らして 忘れたはずのときめきまで そっと呼び覚ましてしまう 君と過ごした年月は 今も僕の宝物だけど それとは別に生まれてしまう 気持ちを止められない [Bridge] ホテルの部屋で写真を見る 少しだけ後ろめたくて だけど君なら笑うかな 「前を向いて」と [Last Chorus] あなたはパリの朝によく似てる 新しい今日を連れてくる 失くしたものを数えるより 今ある光を抱きしめたい 君を忘れたわけじゃない これからも忘れはしない その上で誰かを好きになる そんな春があってもいい [Outro] 帰国の日の空港で 初めて名前を呼んだ “クレール” 遠くでアコーディオンが鳴る 君を忘れたわけじゃない それでも 少し未来が好きになった

