
歯科助手日記4(手の温もり✨)
歯科助手の記録4(手の温もり) -Lyrics- [Intro] 窓の外は真夏の景色 午前の診療が終わって 部屋にはのんびりした 空気が漂っている [Verse 1] 私だけがおかしかった 仕事は手につかない 目の奥に何かいるようで 首元も心なしか熱い ピアノを弾くように カルテを打つ先生の 指先がとまり 日焼けした両腕が伸びをする [Pre-Chorus] 私はうるんだ瞳で 先生に告白をした [Sudden Drop] [Instrumental Break] あごを台にのせ ぐるっとレントゲン 小さなフィルムを突っ込まれ 自分の指で押さえて奥歯の撮影 [Chorus] おやしらずが 迷走していた 画像を見ながら 私は密かに汗ばんだ 簡単ではなさそうだ 先生が茜さんに指示をする 私の脳裏にも強面の器具が トレーに並んでいく 施術シーンがよみがえる [Post-Chorus] 麻酔が効いてくる ほっぺ半分の感覚がない 先生は腕はいい 先生は腕だけはいい [Verse 2] 時計の音がやけに大きい カチカチカチカチ 脱脂綿が詰められる 音とは違う音が響く 焦げるにおい 鉗子の感触 痛みの欠落が気持ち悪い 順調とはいかなかった 先生の 額に汗がにじむ [Instrumental Break] イスがあがった 私はのろのろ向きを変え 不器用に口を すすぐ 白い陶器に赤が混じる [Bridge] 茜さんの手がボーッとした私の 首元のエプロンを外してくれて そのまま子供にするみたいに なでてくれた すぐに午後の診察だ 先生はほとんど休めていない 昼食を口に詰めて 午後の診察室に消えていった [Quiet Interlude] 時計の音が聞こえる チッチッチッチッ [Final Chorus] しばらく控室にいた 外で 風鈴の音がしていた 気持ちが回復してきたころ 白いマスクをして部屋を出た いつもどおりの午後 いつもどおりの仕事 [Outro] おだいじになさってください 少し患者さんに優しくなっていた [Fade Out]

