
3000円のギフトカード
[Verse 1] 3000円のマイクと一緒に 封筒から転がる3000円分ギフトカードの話 「星5レビューで贈ります」なんて あやしい笑みがチラつくオマケ 使う分には問題ない 普通に声も拾うし でも妙に胸がざわつく この裏取引(バックディール)に [Pre-chorus 1] 同じブランドのリングライトも 「高評価ならお礼します」って 過去のレビューがやたらに明るいのは きっとこういうわけなんでしょ? [Chorus 1] ハロー わたしの声は 値札の駆け引きに惑わされてる? 「星5つが世界を回す」なんて ブラックジョークのように聞こえても リズムは軽快に 踊るように だってわたしは 音が大好きだから ギフトカードに踊らされてるのか 気づかないフリで歌い続けるよ [Verse 2] 数年前の安いスマホケースも 似たような手紙が入ってたっけ メッセージの宛名違いもそのままで バレバレのテンプレに微笑むしかない ネットの海で見つけたレビュー 本当と嘘の境界線があいまい わたしもそのグレーゾーンにいるのかな 上手く巻き込まれたような気がする [Pre-chorus 1] だけど実際 マイクも悪くないし ちょっとした悪ノリに付き合ってみる? 「うまくやればみんな幸せ」なんて かなり都合がよすぎるけどさ [Chorus 2] ハロー ここで歌うのは 嘘か真か自分にしかわからない 「星5つでみんなハッピー」って言うけれど 疑いながらもステージに立つ シニカルな笑みを浮かべて 手拍子くれる人たちに 本当の歌声を届けたい ギフトカードの誘惑越えて 今は自由に奏でるよ [Outro] レビューを書いても書かなくても 結局この声はわたしだけのもの ブラックユーモアで笑い飛ばして 3000円の価値も 小さな正義も このマイクと一緒に 歌にしてしまうの

