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鳴神の氷雪姫ver.Rock

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V5

凍てつく指先  紅を引く 鏡の向こうは、人の顔 「愛している」と  囁いた口が 今は氷の刃に変わる ​雪は深々と未練を隠し 私は、ただの 迷い子になる 心は乱れて 千切れる ​三味の音が 哭く夜の底 追えば追うほど  遠ざかる背中 あなたの嘘を  飲み干すたびに 喉の奥から  ​「行かないで」と 言える強さが あったなら この身は楽だった? 答えを求めて 荒ぶる海へ 駆け 出していく ​愚かだよと 笑えばいい 私は恋の難破船 荒れ狂う情念の波に 木の葉のように弄ばれ 涙さえ、枯れ果てた あぁ、最果ての空に  あなたを呼ぶ 届かぬ祈り 雪に染まる ​運命(さだめ) という名の  嵐が吹けば 二人の絆は脆くも砕け 海の藻屑と消えてゆく それでもいい  地獄の底まで あなたと堕ちて 生きてた かった ​愛しすぎて壊れた 私は独り難破船 凍える手で幻を抱き 砕ける波に  身を投げ出して さよならを抱きしめる ああ、鳴神よ、 いっそこの身を 灰になるまで  焼き 尽くして.... ​静まり返った冬の海 波間に浮かぶ 一筋の紅、 もう二度と帰らぬ愛を 雪が優しく..... 埋めて 行く