僕の矛盾は今を追い越して 新しい顔をして先回りしていた 呼吸は穏やかな陽(ひ)を鳴らす 右手に近づく宙(そら)も哭(な)く 空間を埋める焼け切った匂い 本能的に満ちる圧力 君が明るく振舞ってくれた間は また一つ彩度を落としたのに ただ、軸足を変えずに そっと息をついたみたいで まだ、僕の両翼 風の匂いを取り戻せてはおらず