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白い午後の向こう

[Intro] 白(しろ)い午後(ごご)の向(む)こうへ まだ少(すこ)し 目(め)を細(ほそ)めて [Verse 1] 駅前(えきまえ)のパン屋(や)で 紙袋(かみぶくろ)が鳴(な)った 焼(や)きたての匂(にお)いだけ 先(さき)に角(かど)を曲(ま)がる 片方(かたほう)だけ外(はず)した イヤリングを握(にぎ)って 言(い)えなかった返事(へんじ)を 舌(した)の奥(おく)で溶(と)かす [Pre-Chorus] 無理(むり)に笑(わら)うのは もう上手(じょうず)になったけど 古(ふる)い切符(きっぷ)みたいに 折(お)れたままの朝(あさ)がある [Chorus] 行(い)こう 行(い)こう まぶしくて見(み)えないほうへ 怖(こわ)いままでいい 靴音(くつおと)だけ 連(つ)れて 行(い)こう 行(い)こう 名前(なまえ)のない坂道(さかみち)へ 昨日(きのう)の私(わたし)を ポケットで鳴(な)らして [Verse 2] カフェの丸(まる)いテーブル 水滴(すいてき)の輪(わ)が残(のこ)る あなたの癖(くせ)みたいに 指(ゆび)でなぞって消(け)した 青(あお)い自転車(じてんしゃ)が 信号(しんごう)で止(と)まって 急(いそ)がない強(つよ)さを はじめて少(すこ)し知(し)った [Pre-Chorus] 一度(いちど)だけ本当(ほんとう)に 投(な)げ出(だ)しそうだった あの日(ひ)の爪跡(つめあと)が まだ鍵穴(かぎあな)みたいに痛(いた)い [Chorus] 行(い)こう 行(い)こう まぶしくて見(み)えないほうへ 泣(な)かないふりより 深(ふか)く息(いき)をして 行(い)こう 行(い)こう 言葉(ことば)のない改札(かいさつ)へ なくした分(ぶん)だけ 軽(かる)くなる日(ひ)もある [Bridge] 白(しろ)いシャツの袖(そで) 午後(ごご)の匂(にお)い 鞄(かばん)の底(そこ)で 鳴(な)らない電話(でんわ) それでも歩(ある)く 少(すこ)し遅(おそ)れて 誰(だれ)かの正解(せいかい)じゃない 細(ほそ)い道(みち)を [Final Chorus] 行(い)こう 行(い)こう まぶしくて見(み)えないほうへ 怖(こわ)いままでいい 靴音(くつおと)だけ 連(つ)れて 行(い)こう 行(い)こう 白(しろ)い午後(ごご)の向(む)こうへ たどり着(つ)くよりも 今日(きょう)は一歩(いっぽ)でいい [Outro] 白(しろ)い午後(ごご)の向(む)こうへ まだ少(すこ)し 目(め)を細(ほそ)めて