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聞いてる太子

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V6-WILD

[Intro: chopped temple bell, rhythmic woodblock, solo deadpan rap] 一(いち)、二(に)、三(さん)、四(し)、五(ご)、六(ろく)、七(しち)、八(はち)、九(きゅう)、十(じゅう) 一斉(いっせい)にどうぞ はい、どうぞ 聞(き)いてる 聞(き)いてる [Stop-Time: dry spoken punchline] 次(つぎ)、どうぞ [Verse 1: bouncy ghetto funk, rubbery bass, crisp solo rap] 田(た)んぼが干上(ひあ)がる 犬(いぬ)が夜(よる)吠(ほ)える 鐘(かね)が割(わ)れた 席(せき)が狭(せま)すぎる 米(こめ)が足(た)りない 馬(うま)が寝不足(ねぶそく) 十方向(じゅっぽうこう)から 案件(あんけん)が吹雪(ふぶ)く [Rap: unhurried confidence, short brass stabs] 冠(かんむり)はまっすぐ 眉(まゆ)も動(うご)かず 筆(ふで)だけ走(はし)る 白紙(はくし)の巻物(まきもの) 深(ふか)いですね 大事(だいじ)ですね 前向(まえむ)きに検討(けんとう) 承知(しょうち)ですね [Rap: tighter rhythmic flow, chopped koto] 誰(だれ)の話(はなし)でも 同(おな)じトーン どの悩(なや)みでも うなずくゾーン 中身(なかみ)は渋滞(じゅうたい) 顔(かお)だけ余裕(よゆう) 国家運営(こっかうんえい) まずは雰囲気重視(ふんいきじゅうし) [Pre-Chorus: instruments drop out one by one, dry rhythmic delivery] はい 把握(はあく) はい 納得(なっとく) はい 重要(じゅうよう) [Full Stop: brief silence, deadpan spoken] ……次(つぎ)、どうぞ [Chorus: funky bass drop, catchy three-note solo chant, bright brass] 聞(き)いてる 聞(き)いてる 聞(き)いてる太子(たいし) 十人十色(じゅうにんといろ)を 受(う)け止(と)めるらしい 聞(き)いてる 聞(き)いてる 聞(き)いてる太子(たいし) 相(あい)づちだけは 最適化済(さいてきかず)み なるほど たしかに それは大事(だいじ) 万能(ばんのう)ワードで 本日(ほんじつ)も完治(かんち) 聞(き)いてる 聞(き)いてる 聞(き)いてる太子(たいし) 何(なに)を聞(き)いたかは 胸(むね)の奥(おく)に [Verse 2: rapid-fire solo rap, syncopated drums, playful woodblock fills] 遣隋使(けんずいし)どうする 道(みち)がぬかるむ 仏像(ぶつぞう)の顔(かお)が 妙(みょう)にこわばる 法(ほう)を作(つく)ろう 税(ぜい)を下(さ)げよう 隣(となり)の屋敷(やしき)の猫(ねこ)が来(こ)よう [Rap: precise consonants, clipped bass accents] 冠位十二階(かんいじゅうにかい) 十七条(じゅうしちじょう) どれもこれもが 飛(と)び交(か)う会場(かいじょう) まとめたようで まとめてない けれども全員(ぜんいん) 置(お)いてかない [Rap: accelerating flow, rising koto loop] 赤(あか)い相談(そうだん) 青(あお)い苦情(くじょう) 金色(きんいろ)の要望(ようぼう) 灰色(はいいろ)の事情(じじょう) 耳(みみ)には入(はい)るが 脳(のう)には保留(ほりゅう) 笑顔(えがお)でくぐる 飛鳥(あすか)のスルー [Pre-Chorus: sparse kick and handclaps, exaggerated calm] はい 共有(きょうゆう) はい 至急(しきゅう) はい 結構(けっこう) [Full Stop: brief silence, dry spoken] ……次(つぎ)、どうぞ [Chorus: bigger funky drop, same three-note hook, punchy brass] 聞(き)いてる 聞(き)いてる 聞(き)いてる太子(たいし) 十人分(じゅうにんぶん)の案件(あんけん) 一気(いっき)に処理(しょり) 聞(き)いてる 聞(き)いてる 聞(き)いてる太子(たいし) 返事(へんじ)は曖昧(あいまい) でも妙(みょう)に頼(たの)もしい なるほど たしかに 前向(まえむ)きに 語尾(ごび)が丁寧(ていねい) それだけで勝(か)ち 聞(き)いてる 聞(き)いてる 聞(き)いてる太子(たいし) 議題(ぎだい)だけ先(さき)へ スルスル進(すす)む [Bridge: bass and woodblock only, intimate deadpan solo rap] 聞(き)こえたのか 聞(き)こえなかったか その境目(さかいめ)さえ 聞(き)かせなかった 答(こた)えがズレても 空気(くうき)は丸(まる)い 困(こま)った十人(じゅうにん) なぜかうなずく [Build: brass accents return, increasing rhythmic tension] 田(た)んぼの話(はなし)は 寺(てら)になり 犬(いぬ)の苦情(くじょう)は 制度(せいど)になり 全部(ぜんぶ)ずれても 誰(だれ)も怒(おこ)らない [Stop-Time: emphatic solo rap] 自信(じしん)の音量(おんりょう) 歴史級(れきしきゅう) [Final Chorus: full ghetto funk groove, exuberant solo chant, koto and brass] 聞(き)いてる 聞(き)いてる 聞(き)いてる太子(たいし) 一人(ひとり)も置(お)いてかない 顔(かお)だけは 聞(き)いてる 聞(き)いてる 聞(き)いてる太子(たいし) 十個(じゅっこ)の困(こま)りごと ひとつにしない なるほど たしかに それは大事(だいじ) 全部(ぜんぶ)言(い)ったあと 静(しず)かに開始(かいし) 聞(き)いてる 聞(き)いてる 聞(き)いてる太子(たいし) [Full Stop: dry spoken punchline] 以上(いじょう)を踏(ふ)まえ 次(つぎ)、どうぞ [Outro: beat fades, single temple bell] 聞(き)いてる 聞(き)いてる [A Cappella: quiet hesitant whisper] 聞(き)いてる……たぶん