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思色染める文の滅 #リリックガチャ

V6

[Intro] 傾く陽の輪郭を指先でなぞる 墨の残り香だけが静かに立ち込めて ​[Verse] 白い空白に落とした微かな震え 言葉になる前の熱が紙を湿らせる 窓辺の影がゆっくりと長くなり 行き先を失った文脈が夜に潜む 月明かりが擦れ違いざまに格子を叩いた ​[Pre Chorus] 綴り終えた吐息を胸の奥へ仕舞い込む 風の足音が遠くでほどけていく気配 消えていくものほど、深く根を張るから ​[Chorus] 染まりきらない色が夜の隙間に滲んで 燃え尽きた灰のなかに微かな熱を残す 名付けられぬままの揺らぎをただ抱きしめ 届くことのない響きを夜空へ放った ​[Interlude] ​[Verse 2] 巡る季節が街の色彩を塗り替えていく 黄昏の底に沈んだ、開かれなかった余白 輪郭のぼやけた文字が記憶の肌に触れる 置き去られた約束だけが重力を失い 降り積もる枯れ葉の音にふと足を止めた ​[Pre Chorus 2] 二度と手繰り寄せられない幻影の裾 影を踏もうとして伸ばした手が空をきる 途切れた吐息の先にだけ残る確かさ ​[Bridge] 永遠という言葉の虚ろさに背を向け 滅びと再生のあわいでただ息をする 幾千の闇を通り抜けてきた祈り 時間を止める術を誰も教えてはくれない 今、この一瞬の輪郭だけを確かに確かめたくて 言葉の終わりに残された余白を見つめている ​[Refrain] 風が去ったあとの静寂がすべてを物語る 消えゆく運命(さだめ)のなかに宿るひそやかな光 名もなき感情の破片をそっと拾い集め 名付けぬまま、ただ夜の深みに沈めていく ​[Chorus 2] 思色が薄れていく境界線で 抱きしめた熱は静かに燃え尽きてゆく 永遠の約束よりも、ただこの一瞬の肌触りを 言葉にできない震えのまま、夜に散らす 届かぬ歌はそのまま空白へと還っていった ​[Outro] 静かに閉じた頁の端が揺れている 朝が来る前の、いちばん深い闇のなかで