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Exception ―例外―

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V6

深い森の石畳 千年の作法に曇りなし 婚姻は崇高な契約 心まで正しく結ぶもの 襟を正せ 目線を正せ 指先ひとつにも順序がある なのにお前が笑うたび 用意した言葉が行方不明 待て それは礼に反する いや違う 別に怒ってはいない 根拠なら百でも挙げられる この熱だけが説明不能 Lúmen seria, vael en thira 祈りさえ 役に立たない! 規則にない 予定にない お前はいつも Exception 触れるな いや 離れるな 訂正だ 今のは忘れろ 破廉恥だ その笑顔 なぜ胸まで奪ってゆく 理性はまだ 健在だ ならば なぜ こんなに眩しい! 風の音も葉の揺れも 読み解くことなら容易いが お前が一歩近づけば 全ての定義が逃げてゆく 手を取るのは儀礼の一環 頬が染まるのは気候のせい 鏡の前で整えた 金の髪まで乱れだす 守るべきは条文か この目の前のお前なのか 答えはとうに決まっている 口にすれば負けた気がする Lúmen seria, vael en thira ああ まったく 厄介だ! 規則にない 予定にない お前はいつも Exception 目を逸らせ いや こちらを見ろ 何でもない 聞かなかったことにしろ 不合理だ この鼓動 誰がこんなものを許した 理性はまだ 健在だ なのに なぜ お前に敵わない! 古い森のその奥で 変わらぬものを信じていた けれど お前のいる明日は 知らない季節の匂いがする 正しさよりも先に 差し出したこの手だけは どうか 笑わずに 取っていてくれ Lúmen seria, vael en thira 静まれと 祈るほど お前の名が 胸を叩く 規則にない 予定にない お前はずっと Exception 作法だけじゃ 愛せない ならば 正直でいよう 破廉恥だ この鼓動 それでももう隠さない 理性はまだ 健在だ ただし お前には敵わない!