
白いカーテン 午後のひかり 揺れる影だけ 動いている ぬいぐるみたち 見ているだけ ここは静かで あたたかい 廊下は少し 長くなるけど あれはきっと 考えすぎ 扉の向こう 冷たい音 まだわたしは 行かなくていい この部屋が世界 ここで息をしてる ここで眠ればいい ねえ 外は寒いでしょう? やさしい壁の中 わたしは壊れない まだ知らなくていい まだ開けなくていい だいじょうぶ ここなら だいじょうぶ 鍵は全部あるけど だいじょうぶ ここなら だいじょうぶ 使わなくていいの 鏡の中の わたしが言う 「外はきっと まぶしすぎる」 増えていく扉 並ぶ取っ手 どれも全部 わたしのせい 廊下はまた 伸びていくけど 戻ることも できるでしょう? ドアノブに 触れた指が 少しだけ 震えてる この部屋が世界 ここが一番安全 ここで眠ればいい ねえ 外はいらないでしょう? わたしの中だけ 静かでいられるの まだ出なくていい まだ選ばなくていい この部屋が世界 ここで息をしてる ここで眠ればいい ねえ 出なくていいよね? 廊下はわたしで 扉もわたしで 鏡もわたしなら 外なんて無いでしょう? だいじょうぶ ここなら だいじょうぶ だって わたしが世界だから

