
タイトル:混色劣等感 作詞:流転さん(@ryuten_void) #リリックガチャ 綺麗なものだと思ってた 色と色が溶けていく 境目なんて消えてしまえば 少し優しくなれる気がした 好きだった色を重ねて 嫌いな色も捨てきれず いつから混ざったか分からない 胸の奥だけ濁ってく 好きも嫌いも溶けきって 胸の奥で澱んでる 掬い上げても指の隙間 汚い色が零れてく 混色 混線 混迷して どれが本音か分からない 混ぜた覚えもない感情が 底に沈んで腐ってく 吐き出せなくて 飲み込めなくて 心の中は泥のまま ぐちゃぐちゃのまま固まらない 綺麗な色を塗り重ね 優しい顔だけ覚えてく ちゃんと笑って ちゃんと頷いて きたないところを隠してく 何度塗っても乾かない 下の色だけ滲んでく 根っから綺麗な人みたいに どうして僕はなれないんだろう 白を重ねて また重ねて 濁りだけが浮かんでくる いい人のふりをするたびに 自分のきたなさが見えてくる 誰かの優しさ 透き通って 僕の優しさ 上塗りで 同じ言葉を口にしてても 中身までは同じじゃない 汚い色の海で 膿になる 嫌いになれば楽なのに 好きだった色が邪魔をする 切り離そうとするたびに また全部が絡みつく 憧れなのか 妬みなのか 愛しいのか 疎ましいのか ひとつずつなら分かるのに 全部いっぺんに浮かんでくる 掻き混ぜられた胸の底 感情だけが粘りつく 混色 混線 混迷して どれも捨てられず沈んでく 混迷 昏迷 同じ音の底へ沈む 何色だったか思い出せない 僕だけずっと濁ってる 忘れたい色はこびりつき 残したい色は流れてく 洗い落とそうとするたびに 余計に広がり汚れてく 隠した色が滲むたび また自分を嫌いになる 綺麗になりたかっただけ 塗り重ねるほど崩れてく 好きも嫌いも溶けきって もう取り出すこともできない どちらかだけなら楽なのに どちらも本当で気持ち悪い 吐き出せなくて 飲み込めなくて まだ胸の奥で混ざってる 汚い色の海で 膿になる

