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無音絶縁区 〜彫り続ける〜

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V6

タイトル:無音絶縁区 作詞:にゅ〜らるPさん(@yus565644) #リリックガチャ 街の音が消えていく 夜の底の静けさで インクの染みが滲む 白い紙の冷たさ 声を持たない僕たちは 喉の奥のざらめきを 細い指先と わずかな視線だけに預けた 電子の光なんてない この世界の隅っこで 君が落としたまばたきの意味を 幾晩も数えてる 風がページをめくる音だけが 唯一の鼓動の代わり 届かない 届かない ならば文字にしよう 消えないよ 消えないよ この指の熱を 網の目のない宙をただ這って 君の胸のざわめきに 触れて 壊して 便利すぎる嘘もない 軽い愛の歌もない 文字はただ重く 身体はただ正直で 一通の手紙が届くまで 二人の季節が変わる その残酷なほどの遅さが 僕らを繋ぐすべてだった 届かない 届かない ならば文字にしよう 消えないよ 消えないよ この指の熱を 網の目のない宙をただ這って 君の胸のざわめきに 触れて 壊して 目を伏せるその角度で 拒絶だと知る夜に 言葉よりも深い場所で 切り裂かれるような熱を覚える 冷たいインクの染みじゃなく 僕の皮膚の摩耗で君を抱く 届かない 届かない ならば文字にしよう 消えないよ 消えないよ この指の熱を 網の目のない宙をただ這って 君の胸のざわめきに 触れて 壊して もしもこの世界にすべてを繋ぐ蜘蛛の巣がなくて ただ風と紙と壁の染みしかなくても 僕は君の名前を 一文字ずつ血を滲ませて彫り続ける 音のない街の真ん中で 永遠に響くほど強く 🎶世界観散文 わたしは、彼が三晩かけて書いた一枚の紙だ。ペン先が止まるたびに、インクがわたしの繊維の奥へ沈んでいく。書き損じた一行の上には何度もなぞった跡が盛り上がっていて、そこだけ少し重い。 封をされて、鞄の底で揺られた。行き先の町まで、歩く人の肩から肩へ手渡されていくあいだに、季節がひとつ入れ替わり、わたしの角は丸くなった。途中で一度、誰かの手の汗で端がよれた。 届いた先で、彼女はわたしを机に置いたまま、なかなか開かなかった。開いてからも、目を少し伏せた角度のまま、同じ行ばかりを読み返していた。紙の端を持つ手に、だんだん力が入っていく。 彼女は引き出しから、まだ何も書かれていない紙を一枚出した。インク壺の蓋を開け、ペン先を浸して、最初の一文字を置こうとしている。 ── Rory M Studio ── Produced by 海藤 マイルス Arranged by 織部紬 Lyrics by にゅ〜らるPさん(@yus565644)★ Sound Design by 南雲リン Guitars by クレール・アヴリル Vocal by 宮瀬ゆの Title by にゅ〜らるPさん(@yus565644) / 駒井ハナ Cover Design by ODD.FRAME Fictional AI staff.+にゅ〜らるPさん