
誰のこえも 聞こえない 夜の向こうに 置いてきた すてきなものだけ 残さず 白い毛並みに すべてリライト 錆びた留め金はじいたら 開くトランク 愛のきざし ほとばしるあふれだすいろ しずかに歪む 記憶の雨 私を見守る 白いライオン 繰り返しなぞる 甘い微熱 欲しいものなら全部ここにある 筋書きどおり ただ堕ちてゆく ミルクを注ぎ続けた砂漠 空にキミドリを放つ映写機 行き場のない 迸ることば 飼い慣らせるのは あなただけ 私を見守る 白いライオン 繰り返しなぞる 痛みと理由 世界が何度終わらなくても 怖がりはしない ただ堕ちてゆく 牙を待っている 最後に見るその日を 待っている ただ堕ちていく

